1日2食 と 1日3食 どっちが体にいい

1日2食 と 1日3食 どっちが体にいい? ※いつから 1日3食 になったのか?

 1日2食 と 1日3食 どっちが体にいい
1日2食 と 1日3食 どっちが体にいい?

▶1日2食▶1日3食▶食事の回数▶16時間ファスティング▶抗老化▶アンチエイジング

体に良いとわかっていても美味しい食事は回数が多い方が嬉しかったりするものです。
日本では 1日3食 がまだまだ根強い習慣で、ネットでも、どちらが良いかの論争が多いというのが現状です。

1日2食:脂肪を減らし、老化を逆転させ、ダイエットのストレスから永遠に解放されるシンプルで持続可能な戦略
1日2食 :脂肪を減らし、老化を逆転させ、ダイエットのストレスから永遠に解放されるシンプルで持続可能な戦略

海外では 1日2食 を始めるにはどうしたらいいのか
といった方法や手段の記事が目立ち既に 1日2食 に切り替える人が多くなっています。

貴方は、どちらを支持しますか?


日本の1日2食 と 1日3食 人口比率

 1日2食 と 1日3食 人口比率
1日2食 と 1日3食 人口比率

1日に摂る食事の回数を聞いたところ平日に 1日3食 摂ると回答した割合は71.8%、2食の割合は21.3%。
また休日はブランチ派も多く2食になる数値が高かった。

海外の 1日2食 の検索結果

海外はどんな感じなのか調べてみましたのでご覧ください。

1日2食
1日2食

1日2食 に関連する質問や検索ワード

1日2食 を始めるにはどうしたらいいですか?
1日2食 は良いことですか?
1日2食 のスケジュールとは?
1日2食 の食事法を具体的に
1日2食 の間隔をどうあけますか?
朝食を抜くのは悪いことですか?

1日2食 のタイミング
1日2食 の食事プラン
1日2食 のメリットとデメリット
1日2食 の副作用
1日2食 の減量効果
1日2食 のメリット
1日2食 :朝食と夕食
1日2食 の成功事例

1日2食 にチェンジする前提の質問や始め方等の記事が目立っていました。

昔は 1日2食 ⇒ いつから3食になったのか?

調べて見ると、鎌倉時代説、江戸時代説、明治以降など確かな説については不明瞭です。
ということで
When did three meals a day become popular? / 1日3食 になったのはいつですか?
で検索してみました。
要約すると下記の通りです。

産業革命以前

人々は 1日2食 を食べ、夕食がメインの食事でした。
古代ローマでは、人々は 1 回の大きな食事と 2 回の小さな食事を食べていました。

産業革命中

労働日が長くなったため、人々はメインの食事のために家に帰ることができなくなりました。
人工照明がより信頼できるようになったため、人々は夜遅くまで働くことができました。
夕食は夕方の食事になり、昼食は半日の休憩になりました。

産業革命後

朝食、昼食、夕食を食べる習慣が標準になりました。
米国でシリアルが導入され、エジソンによりトースターが発明されたことで、朝食が一般的な食事になりました。
朝食が主食であるという信念はアメリカからヨーロッパに広まりました。

私たちはどのようにしてこの 3回の食事にたどり着いたのでしょうか。
更に詳しく見てみましょう。
世界の歴史を紐解くhistoryfactsから紹介します。

人類が 1日3食 食べるようになったのはいつから?

夕食は正午ごろだった

私たちが日常的に食べる 3 回の食事のうち、「夕食」には最も深い語源がありますが、その言葉の意味は時代とともに変化してきました。

毎日のディナー支配
ディナーはお昼

古代ローマ時代、夕食は誰もが食べる 1 回の大きな食事でしたが、今日よりも早い時間、つまり正午頃に食べられていました。これはヨーロッパの中世まで続きました。

労働者は農場で 1 日の仕事を始める前に、早朝にパンとビールの軽い食事をとることがよくありました。夕食と呼ばれる 1 日のメインの食事は正午頃に出され、夕食と呼ばれる軽いおやつは夕方に食べられることがありました。

・朝食 早朝 パンとビール
・昼食 メインの食事
・夕食 軽いおやつ

1700 年代後半には、イギリスで産業革命が本格化し、労働時間が長くなり、人々は帰宅してその日の主食を食べることはできなくなり、人工照明 (主にろうそく) がより身近で信頼できるものとなり、家事は夜遅くまで続くようになりました。

夕食の時間は変化し始め、18 世紀末には、多くの人が仕事から帰宅した後、夕方に夕食をとるようになりました。ヨーロッパとアメリカのほとんどの人にとって、この夕食は1800 年代半ばまでに1 日で最大かつ中心的な食事となり、現在でも私たちが知っている伝統的な家族の夕食の形を形成しました。

朝食の始まり

中世には、キリスト教の宗教的慣習により、朝のミサの前には何も食べることが許されていませんでした。文字通り「前夜の断食を破る」という意味の「朝食 / Breakfast」という言葉は、この時代に生まれたと考えられています。

朝食の始まり
朝食の始まり

しかし、この言葉の起源にもかかわらず、定期的な食事としての朝食が広く受け入れられるようになったのは、1600年代を通して英国がゆっくりと産業化を始め、人口が農場から都市へと移動し始めた頃でした。18世紀から19世紀にかけてヨーロッパと米国で産業革命が進むにつれ、労働集約的な朝を乗り切るために労働者を支える定期的な朝食の必要性も高まりました。

20世紀初頭までに、コーンフレークシリアルを発明したジョン・ハーヴェイ・ケロッグなどの人物や、1920年代と30年代に朝食を1日で最も重要な食事として宣伝したマーケティングキャンペーンのおかげで、朝食文化はさらに広がりました。

昼食が遅れて到着

工業化によって日常生活が変化し、農場から工場やオフィスへ移る人が増えるにつれ、労働者は朝食から夕食までの長い時間を家で過ごすための何かが必要になりました。

昼食が遅れて到着
昼食が遅れて到着

そこで登場するのが、現代の 3 食の中で最後に登場し、私たちの日常の食習慣に定着したランチです。1755 年になっても、ランチは単に少量の食べ物、正式な食事というよりは軽食として理解されていました。この言葉の起源ははっきりしていませんが、おそらく「luncheon」の短縮形で、英語の「lump」(小さな塊)と「nuncheon」(軽い昼食)から来ていると考えられます。

ランチが正式に朝食と夕食の間の時間を埋めるようになったのは、1850 年頃になってからでした。20 世紀に入るまでには、ランチは明確な食事となり、通常は午後 12 時から午後 2 時の間に食べられ、サンドイッチ、スープ、サラダなど、今日の基準でも標準的なランチ メニューで構成されていました。

1日3食 は一般的ではないという意見

検索していて下記のような意見がありましたので紹介します。

1日3食 は、今日でも一般的ではありません。今でも、私たち英語圏の人々は、2 食だけをブランチとディナーと呼んでいることがあります。西暦 1500 年以前、北ヨーロッパの農耕民は、通常 1日2食しか食べませんでした。最初の食事は午前 9 時から 11 時頃で、その後、午後 5 時頃にたっぷりと夕食を食べていました。

日本では戦後

戦後、主婦層も働きに出るようになり、朝食はトーストと牛乳といった簡単なものが主流になりました。この頃からベーコン・ハムなどの加工肉やインスタントコーヒーの売り上げが急増します。

電気トースター
電気トースター

アメリカ文化の普及と電気トースター

電気トースターは、20世紀初頭に普及し始め、日本では戦後から幅広く使われるようになりました。
1905年にアルベルト・マーシュがニクロム線を発見し、トースターの素地を作る
1910年にトーマス・エジソンが改良し、電気トースターを発売
1921年にチャールズ・ストライトがポップアップ型の電気トースターを発明
日本では
1955年に自動式と手動式のポップアップ型トースターが発売
1965年にオーブントースターが発売
1968年に全自動トースターが発売

抗老化研究で証明された体にいい 1日2食

食事制限 は、ヒトにおいても健康に良い影響を与えることが示されています 。

食事制限 / 絶食 は寿命を延ばす

食事制限 として知られる、栄養失調を伴わない食物摂取量の減少は、線虫やハエからマウスやアカゲザルに至るまで、幅広い生物の 寿命 を延ばし、健康を改善します 。

オートファジー/Autophagy
オートファジー/Autophagy

当初、 食事制限 の健康効果は摂取カロリーの減少によるものだと考えられていました。しかし、最近の研究では、特定の食事成分、特に タンパク質 の減少量と、 食事制限 に関連する絶食期間の方が重要であることが示唆されています。

誤って折り畳まれたタンパク質や損傷したタンパク質は、オートファジー と呼ばれるリサイクルプロセスによって分解されます。
オートファジー の活性化によるタンパク質代謝の改善が、生物の 寿命 を延ばします。

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1日2食 は アンチエイジング の基本

1日2食 の重要なポイント

栄養豊富な食品を選ぶ

食事ではタンパク質、食物繊維、健康的な脂肪、複合炭水化物を優先して、必要な栄養素をすべて摂取できるようにします。※食事回数に関係なく重要。

食品添加物や農薬・重金属を避ける

可能な限りクリーンな食事を心がける。※食事回数に関係なく重要。

外食は避ける食事のプランを立てる

少しでも自炊する習慣をつける。外食の場合でも不健康な選択を避け、バランスの取れた食事を摂れるよう健康的な選択をする。

食事の量をコントロールする

たとえ2食だけの場合でも、食べ過ぎないように食事の量に気を付けます。※食事回数に関係なく重要。

水分補給

1日を通して十分な水を飲んで水分補給し、喉の渇きを空腹と間違えないようにします。※食事回数に関係なく重要。

1日2食 の一般的なスケジュール

昼食(午後1-2時頃)
夕食(午後7-8時頃)

注意事項

医療専門家に相談する:新しい食事パターンを始める前に、特に基礎疾患がある場合は、医師または登録栄養士に相談して、自分に合っているかどうかを確認してください。
体の声に耳を傾ける:空腹のサインに注意し、それに応じて食事の量を調整します。
徐々に移行する:現在 1日3食 を食べている場合は、不快感を避けるために、ゆっくりと 1日2食 に移行してください。

追記

つまるところ、 1日2食 だった昔の方が健康的だった・・・ということですね。
現代は飽食の時代で食べ過ぎる傾向にありますから胃腸が休まる暇がありません。
3食から2食に切り替えられない方は、タイミングをみて
16時間ファスティングのスケジュールを組むといいかもしれません。

16時間断食/16 hour fast
16時間断食 / 16 Hour fast

私は 1日2食 になってずいぶん経ちますが
お腹がすいて仕方がない・・・といった感じはありませんし
逆に 1日2食 の良さを知っていたら、もっと早く切り替えていたのに・・・
と残念な気さえしています。

みなさんは、この 1日2食 どう感じましたか?

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