人工甘味料 の アスパルテーム に 発がん性
人工甘味料 の アスパルテーム に 発がん性
人工甘味料 の アスパルテーム に 発がん性

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WHO(世界保健機関)の傘下にある国際がん研究機関(IARC)が、 人工甘味料 アスパルテーム に対して“ 発がん性 の可能性 ”を指摘したことで、大きな話題になりました。
しかし、そのリスクの“程度”や“確からしさ”まではあまり正確に報道されておらず、特にSNSやインターネットでは アスパルテーム を危険物や毒物のように扱うような主張まで広まっています。

アスパルテーム は医薬品の 添加物 としても広く用いられているため、自分が服用している薬にも含まれていることを知ると、強い不安を感じる可能性があります。

今回は、 発がん性 のあると指摘された アスパルテーム について紹介します。

アスパルテーム とは

アスパルテーム は、アミノ酸の「アスパラギン酸」と「フェニルアラニン」が結合した白い結晶性の粉末です。商品名は「パルスイート」「ニュートラスイート」「Equal」などがあります。
砂糖とほぼ同等のカロリー(約4kcal/g)ですが、砂糖よりも甘味が200倍ほど強いため、砂糖よりも低カロリーの代替物として食品・飲料などによく配合されています。
アスパルテーム は主にダイエット飲料や食品、医薬品などに使用されますが、フェニルケトン尿症の人は摂取を避ける必要があります。

アスパルテーム 入りの飲食物
アスパルテーム 入りの飲食物

アスパルテーム が含まれる医薬品

アスパルテーム は、先発医薬品・後発医薬品を問わず、様々な領域の医薬品に 添加物 として用いられています。一例を挙げると、「アセトアミノフェン」や「カルボシステイン」といった小児によく用いられるドライシロップ製剤のほか、「アムロジピン」や「ファモチジン」の錠剤のように使用頻度の高い製剤も該当します。
実際、PMDA(医薬品医療機器総合機構)のページ で、組成に アスパルテーム を含む添付文書を検索すると400品目以上がヒットすることからも、 アスパルテーム は非常に多くの医薬品に含まれていることがわかります。

国際がん研究機関(IARC)による評価

発がん性 について「グループ2B」に分類しました。これは「発がん性の可能性がある」ことを意味しますが、JECFAが示す許容摂取量の範囲内であれば安全という評価がされています。

4段階ある発がん性の可能性のうち、下から2番目のグループ2Bはガソリンを使用したエンジンの排ガスや、鉛などと同じレベルです。
肝臓がんを引き起こす可能性について懸念が示されています。

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アスパルテーム の安全性

国際がん研究機関(IARC)による評価では 発がん性 の可能性が指摘されましたが、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は許容一日摂取量を変更する理由はないとしており、食品安全委員会が関連情報を公開しています。
WHOは大半の人にとって直ちに危険性はないとみており、さらなる研究が必要としていますが、日常的に大量摂取している人には、摂取量を減らすよう推奨している。

WHOは5月に、 アスパルテーム などの 人工甘味料 は、体脂肪減少など長期的な体重管理には寄与しないとして、ダイエット目的での摂取を推奨しないとの指針を公表しました。

アスパルテーム は1980年代から各国で 食品添加物 として認可され、広く使用されてきました。砂糖に似た甘さで、少量で甘みを出すことができるため、幅広い食品や飲料に使用されており日本政府によると、国内では当時の厚生省が安全性を評価した上で、83年に食品衛生法に基づき 食品添加物 に指定し、使用を認めています。

食品添加物 の複合摂取について

単体での 食品添加物 の摂取の安全性については国も評価していますが、複数の 食品添加物 の摂取の危険性については言及していません。
そもそも 食品添加物 は石油化学合成品が多く、その複合摂取は体内での化学反応を否定できません。

食品添加物の複合摂取
食品添加物 の複合摂取

そこで私達が1年間に摂取している 食品添加物 の量について紹介します。
食品添加物 といっても、使われている量はほんの少し…と思いがちですが、一体どのくらい摂取しているものなのでしょうか?

一年間で約6.72kg

私たちが一日に摂取している 食品添加物 の量は、調査によれば大さじで約1.2杯分。それが一年間となると、なんと約6.72kgにもなります。

1年間で摂取している食品添加物の量
1年間で摂取している 食品添加物 の量

食品添加物 とは成分表示の/(スラッシュ)以降の成分です。

ラベルのスラッシュ以降に記載されているのが添加物
スラッシュ以降に記載されているのが 食品添加物

これを見ると 食品添加物 は可能な限り避けた方が賢明と言えそうです。

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追記

そもそも 人工甘味料 などの 食品添加物 や精製糖は、利便性や生産性などを優先し人為的に作られた商的な品物のひとつです。
自然界にないものを長期的に体内に取り込むことは、何かしらの負の遺産も背負うことになるということを頭のどこかに入れ 嗜好品 程度にとどめるようにしたいものです。

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