▶抗酸化/抗酸化力 ▶ポリフェノール ▶ブレンダースープ ▶腸活 ▶便秘
え゛マジで?
と驚く内容が今回のテーマ
抗酸化力対決! スープ VS サラダ
老化や病気をもたらす困ったカラダの巨人=酸化。酸化と言うと抗酸化力のあるビタミンCやポリフェノールなどの栄養を思い出しますが、今回のテーマであるスープのように加熱して煮出すことで野菜の中の栄養が無くなってしまうということはないのでしょうか?
古い情報では
ビタミンCが壊れたり溶け出してしまうから加熱調理のスープや煮物は野菜の栄養が減少する
と言われてきましたよね。
でもどうやら違う話だったようですし更に逆だったというから驚きです。
この事実を知ったのが2年前なんですが、当時はヴィーガンとかの情報集めに忙しく
スープの話になどには正直かまってられませんでした。
なんで今なのか?
それは100%炊事生活に切り替えたことがきっかけになったから。
調理方法や料理の食材を凄く凄く調べるようになってスープの実力に目覚めたというワケです。
それからというもの武井はスープ沼にはまりっ放しです。
そこで最初のスープ記事でブレンダースープを紹介しました。
今回はお風呂が沸いていると思って入ったら水だった!くらいのショーゲキ。
目からウロコの野菜の抗酸化力とスープのお話です。
【 スープ VS サラダ 】
— 困ったカラダ (@Troubled_Body) August 31, 2023
抗酸化力 対決!
※スープに足を向けて寝られない話
サラダとスープの抗酸化力は
一体どちらが強いのでしょうか?
実はビタミンCも熱に強く生サラダより野菜スープの方が抗酸化力が高いことが最近の化学で証明されました。#スープ#サラダhttps://t.co/PH6Is6crs3
加熱でビタミンCが壊れるは間違い
「ビタミンCが熱に弱い」という通説は間違い
分かりやすい文献がありますので紹介します。
野菜の調理によってビタミンCが壊れると言われていますが、本当にそうでしょうか?
「にんじんに含まれるアスコルビナーゼがビタミンCを壊してしまう」という説が一般に通っていますが、これは間違いです。アスコルビナーゼ(現在、この酵素名は学術用語ではない)はアスコルビン酸酸化酵素のことで、還元型のビタミンC(L-アスコルビン酸)を酸化型ビタミンC(デヒドロアスコルビン酸)に変化させます。体内でも還元型ビタミンCはデヒドロアスコルビン酸に酸化されますが、状況に応じて容易に還元型に戻ります。実際、還元型を摂取しても酸化型を摂取しても人体内ではほとんどが還元型として存在することが実験でわかりました。そのため、「還元型ビタミンCと酸化型ビタミンCのビタミンC効力は人体内では同等である」とされ、「四訂食品成分表」からは、還元型と酸化型を合わせた総量(総ビタミンC)をビタミンC量として示しています。ビタミンCが本当に分解するのは体内の酸化型ビタミンCが加水分解を受けて不可逆的に代謝されていくときであり、通常の野菜の調理過程でビタミンCが壊れることはほとんどありません。実際、すりおろしたにんじんと大根を混ぜたもみじおろしでは、60分経過後に総ビタミンCに占める酸化型ビタミンCの割合が81%に増加したものの、総ビタミンCは91%が残存したという実験データがあります1)。また、材料の一つとして生にんじんを用いて調製した野菜ジュースや野菜ミックスジュースのビタミンCは、室温で 置いてもほとんど減少しないというデータが得られ、にんじん中のアスコルビン酸酸化酵素はこれらのジュースの栄養価に有意な影響を及ぼさないことがわかりました。加熱調理しても同様で、「ビタミンCが熱に弱い」という通説は間違いです。ただ、水溶性であるビタミンCは茹で加熱では茹で水に溶け出していくため、茹で時間が長いほど野菜中のビタミンC含量は低下することになります。水を使わない加熱調理やできるだけ短時間の茹で加熱が野菜のビタミンC保持に効果的です。
参考文献 1) 辻村卓他 (2003) 野菜のビタミンとミネラル.p.74-75. 女子栄養大学出版部.
水溶性のビタミンCは水(煮汁)に溶け出すので、茹で時間が長いほど野菜中のビタミンC含量の低下は見られます。しかし溶け出した煮汁ごといただいてしまえば問題ありません。と言うより溶け出した煮汁(スープ)の方が大切かもしれません。
化学が証明⇒生サラダより野菜スープが抗酸化力が高い
【腸活】腸から感謝状が届く! ⇒免疫UPの腸活ブレンダースープ
で紹介した信長先生の動画をご覧ください。
衝撃!野菜スープが生サラダより抗酸化力が高い理由。圧倒的。野菜スープ最強説
凄いですね。化学が証明してくれました。
特にシソ・春菊・レタス・ミツバ・ブロッコリー・カリフラワーはスープにして食べた方がお得ですね。
細胞壁は噛むだけでは壊れない
東京の痩身専門のクリニックで働いていた頃、お客様に「一口100回噛んでください」という指導をしていたことを思い出しました。間違ってはいないと思いつつも現実的ではない気がしていました。
美味しければ美味しいほど人は早食いになってしまいますし、柔らかくて口当たりの良い食べ物ばかり食べている人は噛むというより流し込む感じです。特に日本人は海外の人より食事の時間を軽く見ている傾向があるので注意が必要だと思います。
私も20~30回噛んで食べるようにはしていますが、動画を見ると噛むだけでは栄養を摂り切れないみたいですね。勉強になりました。
コレを見てブレンダーという調理器具を買ったワケですが、実に満足しています。体調を壊した時などブレンダースープを飲むと、驚くほどに回復が早かったんですよ。
ブレンダーは弱った胃腸の救世主
ブレンダーが噛む代役を買って出てくれるので私達はただ飲むだけ。
野菜は粉砕されて細胞壁が壊れてますからポリフェノールや食物繊維も消化吸収が新幹線並みに早くなります。胃の負担も軽くなって小腸での吸収率も比べ物にならないと思います。故に大腸内ではそれらをエサとしている善玉菌が大喜びするわけですよ。そーなると腸で作られる血液や免疫細胞が良い働きをしてカラダの健康を維持してれます。
ブレンダー・・・嗚呼なんて賢い調理器具なのでしょう。
まとめ
サラダも美味しいのでスープもサラダも食べる。これが私の結論です。
スープの方が確かに実力が高い・・・けれども偏るのは実際良くないんですよね。スープが太陽だとしたらサラダは月みたいな・・・。
武井泄月袴 は上記のようにセパーレートして食べるのがめんどくさいので
食べる時はブレンダースープの上に野菜炒めや生野菜をトッピングして食べてます。
コレがまーまー腸活に良いので我が家では週1は欠かせない魔法の腸活メニューとなってます。
便秘の方や疲れやすい方・胃腸の調子が良くない方には是非飲んでいただきたいです。
ブレンダー野菜スープ
この優しさを武井泄月袴は忘れない。😑
貴方の人生のお供にオススメしたい逸品です。