▶抗炎症 ▶抗酸化 ▶痛み ▶筋膜リリース ▶ファシア ▶フォームローラー
60も過ぎると、まーまーアッチもコッチも痛くなります。
私の通ってるフィットネスジムでも
午前中はシニアが盛りだくさんなので、そんな痛い話に始終花が咲いています。
困ったカラダのテーマとなっている超有名なフレーズに
酸化 ⇒ 錆びる ⇒ 炎症 ⇒ 老化 ⇒ 病気 ⇒ あの世
がありますが、私達の人生は、この仕組みこそが全てです。
今回は痛みの元となっている 炎症 にもフォーカスしていきます。
ということで、今回は痛みについて新たな情報をアップデートする試みとなっています。
この記事では、目からウロコの
筋膜にまつわる痛みの取り方と緩和方法・痛みの原因と炎症
について紹介します。
まずは、どこが痛いのか、まずは痛みランキングを見てみましょ。
【 痛み の 取り方 】
— 困ったカラダ (@Troubled_Body) September 11, 2023
筋膜リリース で 痛み を 軽減 する方法
※押さずに引っ張る!
この記事は 痛み について新たな情報をアップデートする試みとなっています…
詳細↓↓https://t.co/XzOUz4AYpa #抗炎症#痛み#筋膜リリース#ファシア#フォームローラー#筋膜はがし
体の痛みランキング
年を取ってから感じる体の痛みランキング
1位「腰」54%
2位「肩」36%
3位「膝」33%
4位「首」26%
5位「背中」12%
6位「手首」9%「足の裏」9%、
9位「足首」7%
10位「肘」6%
統計をみると腰・肩・膝が多いですね。
一般的な痛みの取り方
指圧・マッサージ・整体など
これらの施術が最も一般的で、幅広く行われています。
基本となる手技には、撫でる (軽擦法)、揉む(揉捏)、押す (指圧)、震わせる (振戦)、 叩く (叩打) 、強く捏ねる(強擦)があります。
この場合、経穴や経絡・リンパといった場所を視野に入れ施術します。
武井泄月袴も、この手の技術は20代には習得していますので、セルフケアは日々しています。ただ背中・肩甲骨や腰など手の届かないエリアは専門の施術院月2回お願いしています。
経絡はそれぞれ身体の表面をめぐり、体内に入って、各内臓までめぐっています。 そして、その途中にいくつも並んでいるポイントが経穴(ツボ)です。 電車で例えると経絡が一方通行の線路で、経穴(ツボ)が途中の駅のようなものです。 経穴(ツボ)は、経絡の気の流れの滞りが出やすい所といわれています。
はり・灸のじま治療院
ペインクリニック
ペインクリニックは、主に麻酔科出身の医師が手術麻酔で痛みストレスをコントロールする鎮痛薬や神経ブロックなどの注射の技術を、筋肉・骨・関節などの痛みを対象として治療おこないます。
筋膜注射
痛みの改善策として、筋膜注射があります。
これは筋膜リリース注射とも言い、超音波ガイド下でこの筋膜や結合組織の癒着によって厚く重積した白い部分を確認し、生理食塩水などを神経ブロックで使用する薬液の倍以上の量を注入します。そして癒着を剥がして動きを良くし痛み物質を洗い流して痛みを改善させる方法です。
筋膜注射のデメリット
・痛い
・出血、腫れを起こす
・感染のリスク
・運動療法や姿勢の改善が見込めない
・短期的な効果しかない
・保険診療で行う場合は、麻酔薬を使用しないといけない
・1週間に1回しか打てない
・高い ※初診3割負担⇒約3000円前後、2回目~2000円前後
以前、身内がこの注射の為にペインクリニックに通っていました。初日は、麻酔が切れた後、注射自体の痛みが酷く苦しんで辛そうでしたね。暫くして患部の痛みは軽減し喜んでいましたが、結局、何度も通う内に耐性がつき効果がなくなりました。
まー当たり前と言えば当たり前田のクラッカーです。今程度の知識があれば無駄なお金と、二重の痛みをさせることはなかったと思います。コレも薬と同じで、どーにもならないような緊急時に行くところだと痛感しました。
痛み の原因
原因は様々ですが、今回は圧倒的に多い 筋膜 / ファシア が原因となっている痛みについて紹介します。元々それぞれ別方向に動くべき部位が、互いの組織が癒着することで、一緒に引っ張られて神経や血管などを刺激し、炎症をおこして痛みとなります。これが、 筋膜 / ファシア が原因となっている痛みです。
筋膜 / ファシア とは
筋膜とは筋肉を包んでいる膜で、身体全体にはりめぐらされています。 ファシアは、内臓や血管などに張り巡らされている膜の総称です。
筋繊維や器官、神経などとも連結していて三次元的に全身を覆っており、第二の骨格とも呼ばれています。
癒着 ⇒ 筋膜 の滑走性悪化⇒ 炎症 ⇒ 痛い
使いすぎや偏った使い方・瞬時のひねり・ケガなどにより筋膜/ファシア同士や筋肉などと癒着すると、炎症がおこり痛みとなります。
正常のファシアは伸張性があり、くっついていません。
硬い筋肉(肩こりや筋性の痛み)は線維が癒着し、筋肉同士を癒着させてしまいます。
※鶏肉でもたまに線維ばった硬い膜があることがあります。
坐骨神経痛などの神経痛も、この癒着により神経が圧迫されたり、滑走性が悪くなることで痛みなどの症状が出現します。
そして、放置することで炎症が悪化し痛みも強くなります。
要は、筋膜を緩めれば、筋肉や神経に正しい働きを促しますから、痛みや違和感などがなくなります。
炎症
炎症/ inflammatioは、病原体、損傷した細胞、刺激物などの有害な刺激に対する身体組織の複雑な生物学的反応の一部であり、免疫細胞、血管、および炎症が関与する防御反応です。
主に5つの基本的な兆候があり、熱、痛み、発赤、腫れ、腫瘍に分かれます。
筋膜の癒着による痛みは、血行不良を招きますので、疲労物質や老廃物が溜まり続けます。結果、免疫細胞が集まってくるため腫れや発熱を伴います。
急性炎症と慢性炎症
急性炎症は、有害な刺激に対する体の初期反応であり、血液から損傷した組織への血漿および白血球(特に顆粒球) の移動の増加によって達成されます。
局所の血管系、免疫系、および損傷した組織内のさまざまな細胞を含む、一連の生化学的事象が炎症反応を伝播し、成熟させます。
慢性炎症として知られる長期にわたる炎症は、炎症部位に存在する単核細胞などの細胞の種類の進行性の変化をもたらします。、炎症過程による組織の 破壊と治癒が同時に起こるのが特徴です。
私達が普段悩まされているのは、後者の慢性炎症が一般的です。
筋膜リリース / 筋膜はがし
押さずにつまんで引っ張る
筋膜注射以外では手技で、つまんで引っ張る・つまんでゆするという手法が、筋膜リリース・筋膜はがしに相当します。
マッサージや按摩と言った押してナンボの世界とは反対です。
ツボを押して離すと、血流がよく流れますが、元々血液がドロドロな場合、血管も押して潰されるので元に戻りづらい状況になります。そして筋膜に至っては、押すことで更に癒着が悪化することも考えられます。
ですから、押すという一方向だけの手技ではなく、引っ張ってはがすという発想が肝要かと思われます。
カラダの繊維が切れるフォームローラー
フィットネスクラブでもフォームローラーは、サービスで置いてありますが、使い方を間違えると症状が改善するどころか悪化することを知っておいてください。
私も以前、興味があったので買う前にまーまー調べました。
結果、必要性を感じなかったので購入はしませんでした。
ぶっちゃけ必要性を感じなかった…というよりは、以前施術者だった知識と経験値から、良くないんじゃないかと感じたからです。
実際、フィットネスクラブで体験してみてわかったんですが、方向と強さを知らないと、大切な筋繊維や毛細血管などをズタズタに切るハメになります。
もちろん筋膜も無事じゃ済まない気がします。
ですから筋膜リリースが出来ると謳って一世風靡したフォームローラーには懐疑的ですし反対です。
以前、姉が使っていたので理由を話して止めてもらいました。
痛いと効いてる的な素人イメージは、根拠もない損をする習慣なので捨ててください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
押してダメなら引いてみる
人生と同じように
正にカラダも、そんな言葉通りでしたね。
私も日々、引っ張って痛みを軽減しています。
痛みが続くと精神的にもストレスが溜まりますよね。
そんな時にオススメしたいのがロディオラという抗ストレスのハーブのサプリです。
下記の3種は、いずれも高品質ですが、日本でも廉価で買えるようになったので、右の商品を紹介します。
私も愛用していますが、ロディオラは精神を高揚させる交感神経に作用するので、1日のスタートや運動前に向いています。
武井泄月袴の場合、筋トレで癒着しちゃった場合や自分でケアできない場所は、整体信玄の古澤先生にお願いしています。
先生いつもありがとう!
最初は、かなり痛いんですが癒着がなくなってくると自然と痛くなくなります。
引っ張れるところならどこでもOK。
頭部は髪の毛の根元をつかんでやってみるとスッキリします。
縦に横にグルグルと引っ張ってみてご自分のトリガーポイントを探索しましょう。
みなさんも、TVでも観ながら是非引っ張ってユラユラしてみてください。