▶アレッポの石鹸 ▶オーガニック▶無農薬/無添加▶自然栽培▶オリーブオイル ▶ローレルオイル
石鹸は結構必需品的な日用品です。
みなさんもお気に入りの石鹸の一つや二つ持っているかもしれませんね。
※ここで言う 石鹸 とは固形石鹼のことで液体ではありません。
若い頃は竹炭 石鹸 や泥 石鹸 など相当数の 石鹸 の愛用者でしたがチューブタイプやリキッドが出てから固形は使わなくなりました。
そんな経緯はありましたが、ここ数年2-3年前にシャボン玉 石鹸 やミヨシ 石鹸 を使った以外固形 石鹼 は使ったことがありません。
シャボン玉 石鹸 は安心・安全という理由で購入しましたが洗った後がパサつく感じで結局リピートしませんでした。
それ以来、髪はぬるま湯シャンにし身体はアイハーブで買った安全そうなボディシャンプーを使っていました。
そんな折ナーズブルソープに出会い固形 石鹸 の素晴らしさを知り、ナーズブルソープの原料であるオリーブについて調べていく内に偶然今回紹介する アレッポの石鹼 を知りました。
▶ひとまずナーズブルソープは下記のサイトをご覧ください。
この世に 無農薬 ・ 無添加 ・ オーガニック を謳える石鹸があったとはしりませんでした。
さっそく購入し使用していますが、髪もドライ後は指通りが良くサラサラで肌も乾燥しません。
動画やサイトも見て調査しましたけれど感動の一言です。
そんな アレッポ石鹼 を紹介します。
【 無農薬 自然栽培 無添加 】
— 困ったカラダ (@Troubled_Body) July 15, 2024
一度使ったら浮気できない アレッポの石鹸 を選ぶ6つの理由https://t.co/4tn3j30MSx
無農薬・無添加・自然栽培 の オリーブ と 月桂樹 で作られた アレッポの石鹸 は全身・台所洗剤・衣類洗濯に おすすめ 。潤いを残し消臭・抗菌・抗炎症にも効果あり。#アレッポ石鹼
一生使いたいと思わせる6つの要素
1 無農薬 (オーガニック)
無農薬の オリーブオイル と ローレル(月桂樹)オイル を使用しています。
2 成分・原料・無添加
オリーブオイル、ローレルオイル、苛性ソーダと水のみ。
香料、保存料、キレート剤、着色料等一切の添加物を使用しておりません。
動物性原料は一切使用しておりません。また原料から製品に至るまで動物実験は現地でも日本でも一切行っていません。
オリーブとローレル(月桂樹)の実を絞ったオイル、鹸化させるための水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)、少量の水から成ります。香料や起泡剤、保存料などの添加物は一切ありません。アレッポの石鹸で使われるローレルはラタキアからトルコにかけての地中海沿岸に自生。オリーブは広い範囲でほぼ無農薬栽培されています。乾燥した気候ゆえにあまり虫もつかないので農薬は不要との事です。オリーブもローレルの実も傷がつかないようすべて手摘み。メーカーでは良質のオリーブを見極めるため、当主のアデルさん自らがサンプルを火にかけ鍋から出る音を聞きその年の材料を選択するそうです。材料の出来が悪い年は生産を見合わせるとの事。
オリーブオイル
食用のオイルを絞った後の2番絞りを使用し、食用のオイルより微量成分のスクワレンを2倍含むのでお肌に豊な潤いを与えます。
オリーブオイル中の脂肪酸の約70~80%はオレイン酸。一番の特徴は酸化されにくい脂肪酸という事と人間の皮膚細胞に近いPHであるという事です。ポリフェノールやビタミンE、スクワレンなどの成分も微量ながら含まれます。アレッポの石鹸の潤いはこのオイルの成分の働きのためです。
ローレルオイル
<昔から伝えられている効用>
・消臭・抗菌 菌の繁殖を抑える 1,8-シネオール
・消化促進 生薬として利用 1,8-シネオール
・抗炎症作用 リュウマチや関節炎の痛みの緩和に塗り薬として利用 パルテノリド
・防虫・抗かび 食料を保存する瓶の中で利用 オイゲノール
・肌や頭皮乾燥防止とフケ防止
・精神安定 香成分による心理作用
ローレルオイルは地中海に面したシリア北部からトルコ沿岸部にかけて自生する月桂樹の実から採れるオイルです。実に含まれるオイルは重量のわずか10%で世界的にも希少なオイルです。バスタイムをリラックスさせてくれる独特の清々しい芳香があり、不快な匂いやフケ・カユミを抑えます。
3 使用感(洗いあがり)
肌 : 乾燥しない 髪 : 臭いが消えて指通り良し
4 コスパが良い
1個で3個分の高ボリュームがありますので、カットして使用することもできます。
5 ISO9001取得
製造元アデル・ファンサ社はアレッポの石鹸が健全で安全な品質である事の証として、国際基準化機構(ISO)による品質マネジメントシステムの認証を取得しています。
企画段階における製品の特性を含めた仕様、原材料の調達、製造の各工程、保管、輸送およびその全工程での品質仕様などの 石鹸 製造にかかるすべてを一つ一つ文書として記録を残し、一貫した徹底管理で、よりよい製品とサービスの質の向上を約束しているものです。
少しずつ内戦から落ち着きを取り戻しつつある今の時期のISO9001認証取得は、アデル・ファンサ社のたいへんな企業努力によるものです。
6 全身・食器・衣類にもOK
食器洗剤として使ってみましたが何の問題もありませんでした。安全といわれる国産の洗剤より手も荒れず手がしっとりしてきました。衣類はもちろん手洗いのみですが、素晴らしい事ですね。
3つのアレッポ石鹸
既に長年愛用している方も多いと思いますが、改めてその素晴らしさを詳細に紹介しますので是非おつきあいください。
アレッポの石鹸 にはノーマル・エキストラ40・ライトの3つのタイプがあります。
どちらも原料のオイルは地中海地方原産の無農薬オリーブオイルとローレルオイル。
違いはオイルの比率で、製法は同じです。
添加物や香料は一切使われていません。
昔ながらの釜焚きですので 石鹸 をつくったときに出来るグリセリンがたっぷりと含まれています。
※最も売れているのがノーマルタイプですが、これは他の2タイプを知らずノーマルしかないと思っている方がいるためかもしれません。
ノーマル
しっとりと突っ張らないオリーブオイルを90%と、清々しい香りのローレルオイルを10%使用、ニキビやアセモを防ぎ、不快臭やフケを抑えます。アレッポ伝統の配合で アレッポの石鹸 を代表する定番、頭の先から爪先までこれ一個、しっとりとつっぱらず潤いを残します。
オリーブオイル90%
ローレルオイル約10%
エキストラ40
ローレルの清々しい香りは不快臭・フケ・かゆみを抑え森林浴をしたかのような心地に。しっとりとして突っ張らず独特の潤いを残しつつも清々しい余韻。特に洗髪をした時の爽快感はエキストラ40ならではのものがあります。全身はもちろん、洗髪にもおすすめです。
オリーブオイル60%
ローレルオイル約40%
ライト
しっとりとつっぱらず自然な肌に。オリーブをたっぷりと使用したアレッポの石鹸ライト。
アレッポ伝統の製法でオリーブオイルに含まれる保湿成分を多く残し、しっとりとつっぱらず軽い洗い上がりでお肌を健康に保ちます。洗顔・手洗い・全身洗いにおすすめ、気軽に何にでもご使用いただけます。
オリーブオイル98%
ローレルオイル約2%
アレッポの石鹼
サボン・ダレップ、ローレル 石鹸 、シリア 石鹸 、またはガール石 鹸 とも呼ばれ、アラビア語で「月桂樹」を意味するغَار。シリアのアレッポ市にちなんだ手作りの固形 石鹸 です。 アレッポ石鹸 は、オリーブ油と苛性ソーダから作られた固形石鹸であるためカスティーリャ石鹸に分類されますが、ローレル油が含まれている点がカスティーリャ石鹸と異なります。
アレッポとは
アレッポ(حلب(Halab) / Halep / Aleppo)
シリア(シリア・アラブ共和国)北部にある都市である。トルコとの国境に近い。人口は2008年現在で約167万人。
アレッポの石鹸の歴史
石鹸 の起源はメソポタミア文明の時代(BC3000)、灰と油を混ぜた 石鹸 の原型のようなものがあったとの事。シリアは 石鹸 発祥の地とされ特にアレッポ市は「 アレッポの石鹸 」として有名です。
石鹸 の起源には諸説あります。ナイル川での泥パックやローマのサボーニの丘の話など、一番古い物ではメソポタミア文明の頃楔形(クサビガタ)文字で粘土板に 石鹸 の処方箋が刻まれています。
この時代から 石鹸 作りは行われ、地域の地場産業として発達していったようです。
失われてゆく技術 ― 苛性ソーダ製造法
石鹸 作りに欠かせない原料のアルカリ(苛性ソーダ・水酸化ナトリウム)。
今では簡単に手に入りますが、昔はアルカリを作ることから 石鹸 作りが始まりました。
アデル・ファンサ氏が20歳のころ(1950年くらい)までは、「秘密の書」に記された方法でアルカリを製造しながらの 石鹸 作りをしていました。
固形石鹸(ナトリウム石鹸)はオイルにアルカリ(苛性ソーダ・水酸化ナトリウム)を加えて作ったものです。
アルカリはこの地方特有のシナンというアカザ科の灌木と豊富にとれる石灰から精製されます。
アレッポの工場でも、実に1950年ごろまでこの方法で石鹸が作り続けられていました。
アレッポの石鹸 づくり
アレッポの石鹸 製造ビデオ
疎開の中で作り続けられる 石鹸
1994年に日本に持ち込まれた アレッポの石鹼 は、内戦状態の中、品質水準を向上させるために品質管理基準ISO9001も取得しています。
2021年初頭、爆撃でほぼ全壊していたアレッポのファンサ工場は修復を終え、試運転が行われました。
そして2021年暮れから始まるクッキングシーズンではラタキアの工場から本格的にアレッポの工場に戻りました。9年ぶりにアレッポのアデル・ファンサ工場が動き出しました。
偽者に注意
どの業界にもあることですが偽者が出回っているようです。
今のところ日本では3社が輸入の取り扱いをしているらしいのですが実際買って試したわけではありませんので言及はできません。不安な方は株式会社 アレッポの石鹸 と書かれた商品をお勧めします。
参)アレッポの石鹸職人から・CROSS ROADの品も アレッポの石鹼 ということでした。
素晴らしい石鹸に出会えたことに感謝感激デス。
石鹸 観が変わる。
アレッポの石鹼
この自然の恵を肌は忘れない・・・。(*´Д`)