紫外線 は味方だった ! ビタミンD 不足 で シミ・癌 になる話

▶紫外線 ▶ビタミンD ▶癌

日本では 紫外線 は絶対悪のように言われていますが、最近は逆の話が新常識です。
今回も、そんな常識のアップデートをしていきましょう。

TVショッピングなんかでも 紫外線対策 グッズは山ほど売られています。
いや、売られまくってると言っても過言じゃないでしょう。
日焼け止め・手袋・アームカバー・帽子・日傘・・・。
こんなに 紫外線 に過剰反応するのは日本人位のものです。
最近では、男性の 紫外線対策 も目を覆いたくなるような有様です。

この記事では、新しい 紫外線 との付き合い方と
日本人に不足している ビタミンD について紹介します。

太陽のビタミン

ビタミンD は日光を浴びることで生成される為
ビタミンD不足 を解消するには日光浴が必要不可欠です。

これが、太陽のビタミン/サンシャインビタミンと言われる所以です。

日本人はビタミンD不足

日本人はO脚やX脚が多いといわれていますが、これは赤ちゃんの頃に ビタミンD が不足しているというデータもあるほどです。
また、近年女性の ビタミンD 不足が深刻化していて、この原因の一つに日光に当たっていないことがあげられます。

女性は、男性よりも骨格が小さい、さらに月経がある期間はいいですが、閉経すると女性ホルモンの分泌が減ってしまうので骨粗鬆症になりやすいと言われています。
これを予防するためにも ビタミンD が必要なのです。
近年では研究が進み、 ビタミンD が不足するとアルツハイマーやうつ病といった病気の危険性も示唆されています。

ビタミンD不足 のワケ

魚離れ

TV・CMなどで肉食中心のファストフードなどが取り上げられ、魚の消費が減っている。

日光浴不足

近年 紫外線 を完全にブロックしてしまっている日本女性が多くみられますが、 紫外線 を完全にブロックするのは危険です。結果、体がSOS信号を出して異常を訴え始めます。

メディアと産業による紫外線予防キャンペーン

昔は、夏になると日焼け止め産業がTVなどで急に元気になりました。
しかし最近では、1年中、日焼け止め対策・ 紫外線対策 を謳い、消費者の不安に付け込んで煽る傾向が問題視されています。
その結果、TVが全て正しいと妄信し、何も疑がわず調べもしない視聴者たちが、我先にと一斉に消費行動をとります。
これはまるでクリスマスやバレンタインデーのような根拠に乏しいイベント消費です。

ビタミンD不足 による症状

ビタミンD不足 によりカルシウムの腸からの吸収量が足りないと、血液中のカルシウム濃度の低下を防ぐために、骨の中のカルシウムが血液中に溶け出し、骨密度が減少します。
高齢者では骨粗鬆症や骨折のリスクが高まります。

乳幼児の ビタミンD不足 は、カルシウム不足からのけいれんにつながります。
また、骨の強度が低下して曲がりやすくなる骨軟化症(くる病)の原因にもなります。

世界でも最も権威のある総合学術誌のひとつであるNatureに、ショッキングな報告が掲載されました。その報告は紫外線不足の人についてまとめた内容です。

ビタミンD欠乏症 になる⇒全身の細胞内の遺伝子が正常に働かなくなる⇒病気になる
【病名】乳がん・大腸がんなどのがん、アレルギー、自己免疫疾患、うつ病などの精神科疾患、ぜんそくなどの呼吸器疾患、心筋梗塞などの循環器疾患、肝不全などの臓器不全、不妊症、骨粗しょう症などの運動機能障害など、全身にわたる病気を起こしやすくなる

乳癌患者の98％が ビタミンD不足 の衝撃！

ナグモクリニック総院長の南雲吉則氏の話が明快なので紹介します。

ビタミンD不足 が癌死亡率を上げるという論文を元に、自らのクリニックの乳がん患者のビタミンD値を調べた結果を紹介します。
その結果は驚くべきもので、なんと、乳癌患者の98％がビタミンD不足だったのです。それ以来、過剰な紫外線予防対策による健康への弊害を訴え、もっと紫外線を積極的に浴びることを提唱しているとのこと。
南雲氏の話は更に続きます。

シミ・皮膚癌 の犯人は 紫外線 じゃなかった話

「 紫外線 を浴びると顔にシミができる」は、疑いようのない常識とされているのではないだろうか？
実は顔にできるシミの原因は 紫外線 にあるのではなく、汗落ちしないファンデーションに含まれるシリコン樹脂と、それを洗い流す洗顔せっけんに含まれる合成洗剤にあるという。この合成洗剤は食器洗いやそうじ用に使われる洗剤と同じ成分なのである。
南雲氏は「多くの女性が食器洗い用の洗剤で洗顔しているようなものです。こうした洗顔をすることで、皮膚の表面の角質や皮脂、善玉菌といったバリアが失われて乾燥性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎、細菌性皮膚炎を起こしてしまいます。さらに、こうした洗顔料で顔の皮膚をこすることで起こる擦過性皮膚炎（黒皮症）がシミの正体なのです」と指摘している。

「 紫外線 は皮膚がんの原因になる」というのも、常識とされているのではないだろうか。多くの皮膚科医は「皮膚がん予防のために、なるべく 紫外線を 浴びないようにしましょう」という。

ところが、「日本人に最も多い皮膚がんは基底細胞がんですが、この皮膚がんはほかの臓器に転移することがほとんどなく、命にかかわることはありません。命にかかわる皮膚がんであるメラノーマ（悪性黒色腫）は、日にあたることがない足の裏や足の爪に発生するがんです。つまり、 紫外線 は命にかかわる皮膚がんとは無関係なのです」と指摘している。

紫外線 を積極的に浴びることで健康になる

このように、従来いわれてきた紫外線の害には、科学的根拠が乏しいと南雲氏は指摘し、それどころか
紫外線 を浴びることで生まれる健康への効用のほうがはるかに多い
と、訴えている。
ダヴィンチ

ビタミンD を最速最短でつくる方法

1日15～30分の日光浴

晴れた日には、日光浴をしよう。ウォーキングと併用で簡単にビタミンDがゲットできます。

油溶性 ビタミンD は貯められる

ビタミンD は油溶性なので、体内に蓄積させることができます。

夏こそ日光浴で ビタミンD を貯金しよう

紫外線 の弱まる冬に向け、夏に多くの ビタミンD を温存させておきましょう。

ビタミンD を含む食品の盲点

魚類には ビタミンD が多く含まれますが、下記の点に注意してください。

スーパーで売っているブリ・シャケ・ウナギなどの養殖魚には大量の抗生物質などの薬が含まれています。また、劣悪な飼育環境による奇形魚なども問題となっています。
回転ずしに多くみられる安い魚卵(カズノコ・イクラ)はプラスチック由来である可能性もありますから注意が必要です。

それでも不安だわ・・・
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こちらも併せてお読みいただければバッチリでございﾏｽ。