安全 で質の良い ココア の条件 と デトックス 法 ※ オーガニック ・ 非アルカリ処理 ・ 産地

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ココア は ポリフェノール を多く含む美味しくて優秀な飲み物ですね。
ココア を飲むと、 カカオポリフェノール の 抗酸化作用 による生活習慣病予防やアンチエイジング、テオブロミンによるリラックス効果や血流改善、さらに食物繊維やミネラルによる便秘解消や疲労回復、美肌効果などが期待できます。
また、集中力向上や冷え性対策、ダイエットサポート、睡眠の質の改善にもつながり、栄養価が高く心身の健康維持に役立つ万能飲料です。

しかし、その一方で、そんな ココア にも知られていない落とし穴と危険性があります。

ポリフェノール の効果を期待して買ったはずの ココア も アルカリ処理 をすると 抗酸化効果 はなくなりますし、 産地 によっては 鉛 や カドミウム という 怖い 重金属汚染 までオマケについてきます。もちろん 農薬 入りは論外です。
　※ 純ココア や オーガニックココア でも下記の2と3は別問題
1 農薬 問題
2 アルカリ処理と 非アルカリ処理 の問題
3 重金属汚染 ( 鉛 ・ カドミウム ) ⇒ 産地を選ぶ

ココア ・ チョコレート と 重金属汚染

ココア やチョコレートには、栽培地の土壌や環境由来の 鉛 と カドミウム が含まれることが知られており、特に高カカオ製品で検出されやすい傾向があります。
これらは神経毒性や腎臓への影響が指摘される重金属で、国際機関も基準値を設定し、低減に取り組んでいますが、摂取量と頻度が重要であり、過剰摂取は健康リスクにつながるため、適度な摂取と製品選びが大切です。

作物に 重金属 が含まれる原因としては、次のようなことが考えられます。
カカオ の木の根から取り込まれた カドミウム や 鉛 が カカオ豆 に蓄積される。
特に、カカオの名産地である中南米やカリブ海地域では土壌中の カドミウム 量が高くなる傾向があります。
鉛は収穫や乾燥、発酵の過程で混入する可能性があります。

腎機能不全 になったのは オーガニックココア のせい?

私は昔はなかった 腎機能 に問題があると、つい最近の血液検査でわかりましたが、何の心当たりもありませんでした。
よくよく食事を精査し考えて見たところ、毎日健康の為に8年間飲んでいたオーガニックココアに問題があると気が付き、 チョコレート や ココア について調べてみたのです。

私が飲んでいた オーガニックココア は下記の2点です。

・ニ〇ガのオーガニックココア
　産地 : ドミニカ・ペルー(中南米)

・アリ〇ンのオーガニックココア
　産地 : コートジポワール ガーナ ドミニカ ペルー コロンビアのブレンド(アフリカ産と中南米のブレンド)・スイス(非アルカリ処理ですがスイスでカカオ豆は栽培負荷なので表記に問題)

先日から今までの ココア を廃棄し新たに購入し直しました。
結果は追って紹介しますが、もしも オーガニックココア が原因だとしたら・・・まさか ココア で 腎臓病 になるとは誰も思いませんし泣きたくなりました。

鉛 ・ カドミウム を デトックス できるもの

鉛 や カドミウム などの 重金属 のデトックスには、キレート作用（重金属と結合して体外へ排出する働き）を持つ特定の食材や、医療機関で行われるキレーション療法が有効ですが副作用が強烈なので怖いですね。
ということで食事やサプリを模索してみました。

食事による デトックス

日常生活では、以下のような食材を積極的に摂ることで、 鉛 や カドミウム を含む有害金属の排出を促すことができます。
硫黄化合物を含む食材
にんにく、玉ねぎ、長ねぎ、にら。これらの食材に含まれるシステインなどの成分が排泄を促進します。
食物繊維が豊富な食材
ごぼう、こんにゃく、海藻類（昆布、わかめ）、きのこ類、大豆、玄米。食物繊維は腸内で毒素を吸着し、便として体外へ排出する役割を果たします。
その他の食材
ブロッコリー、コリアンダー（パクチー）、トマト、りんご。

腸内環境を整え、便通を良くすることが最大のデトックス方法と言われており、発酵食品なども効果的です。

サプリによる デトックス ※補助的

クロレラ
水銀、スズ、鉛、ウラン、カドミウム

スピルリナ

ヒ素、鉛、水銀、カドミウム

血液検査の結果は最悪の値ではなかったので、私は食事やスピルリナで大事を避けられた気がします。
プロテインも安全な商品を選んでいたつもりでしたが再度産地も確認したいと思いました。

中南米からカリブ海地域に 重金属汚染

メキシコから南米大陸、カリブ海地域を含む広大な地域で、南北アメリカ大陸に囲まれた海域とその周辺の島々（西インド諸島）を含む地域。

アルカリ処理と 非アルカリ処理 の問題

アルカリ処理

アルカリ処理 とは、ココアの製造で酸性を中和し風味や色を調整するダッチ・プロセスや、金属の表面処理で汚れを除去・梨地加工するアルカリエッチングなど、物質にアルカリ剤を加えて性質を変える処理全般を指します。

特に ココア では、 アルカリ処理 によって酸味が抑えられ、色が濃く水に溶けやすいパウダーになりますが、カカオ本来の風味や栄養素（ポリフェノール）が減少するマイナス面があります。

ダッチ・プロセス（オランダ式処理）

ダッチプロセスとは、ココアパウダー製造工程でカカオ豆（カカオマス）にアルカリ剤を加えて酸味を中和する処理（アルカリ処理）のことで、オランダのバンホーテン社が1828年に発明し、風味をまろやかにし、水への溶解性を高め、色調を濃くする効果があり、 ココア の大衆化に貢献しました。

メリット

マイルドな風味：自然な酸味が減少するため、苦味が少なくまろやかな味わいになり、より滑らかと表現されることが多いです。

濃い色：深みのある濃い茶色になり、デザートの見た目が美しくなります。

溶解性の向上：液体に溶けやすく、ホットチョコレート、フロスティング、滑らかな混ぜ合わせが必要なレシピに最適です。

酸味の低下：pHが中和されるため、胃腸が弱い方にも最適です。

食感の向上：酸味の低下により、焼き菓子にファッジのような濃厚な食感を与えることができます。

デメリット

抗酸化物質 の減少：最も重大な欠点は、化学処理によって、心臓の健康に関連する強力な 抗酸化物質 であるフラバノールが失われることです。

栄養価の低下：全体的に、 アルカリ処理 されたココアは、天然ココアに比べて有益な植物性化合物が少ないです。

化学変化：この処理によってココアの自然なpH、色、風味が変化し、苦味は軽減されますが、栄養価は低下します。

非アルカリ処理

非アルカリ ココア は、オランダ式製法で失われる 抗酸化物質 を大幅に多く保持するため、心臓の健康、血流、脳機能を高める効果があり、より濃厚でほのかな酸味があり、ベーキングソーダと併用することで膨らみを増し、焼き菓子をふっくらと仕上げます。栄養価が高く、風味豊かで、用途も広いため、様々な用途でお使いいただけます。

メリット

高い 抗酸化物質 レベル： フリーラジカル と戦い、 炎症 を軽減するのに不可欠な、強力な フラボノイド 、 ポリフェノール 、 フラボノール を保持します。

心臓の健康をサポート：フラボノイドは血流を改善し、血圧を下げ、一酸化窒素を増加させることで心臓病のリスクを軽減します。

ベーキング性能の向上：天然の酸味がベーキングソーダと反応して二酸化炭素を発生させ、より軽くふわふわのケーキやブラウニーを作ることができます。

豊かで自然な風味：より濃厚で、酸味のある、力強いチョコレートの風味を実現し、職人技が光る製品に最適です。

ミネラルが豊富：マグネシウム、鉄、カリウム、食物繊維の優れた供給源であり、健康全般をサポートします。

気分と脳の活性化：テオブロミンなどの化合物は、気分や認知機能に良い影響を与える可能性があります。

デメリット

強い風味：ダッチプロセス ココア に比べて、よりシャープで際立った、そして時には苦味や酸味のあるチョコレート風味があります。

淡い色：焼き菓子に使うと淡い赤褐色になるため、深みのあるダークチョコレートのような見た目を求めるレシピには適していません。

製菓における制限：その酸性度は、発酵用のベーキングパウダー（塩基）と反応します。中性ダッチ ココア （ベーキングパウダーを使用）用のレシピで使用すると、食感が悪くなる可能性があります。

カビ毒のリスク

カカオ豆の乾燥不足や保管環境によっては、カビ毒（OTA）が生成されるリスクがあり、EUなどでは規制されています。
これはアルカリ処理の有無とは別の問題ですが、ココア製品全般で注意が必要な点です。

理想的なココア

1　オーガニック 認証

2　中南米・カリブ海地域以外の産地 ⇒ アフリカ・東南アジア

3　非アルカリ処理

カカオの産地

カカオの主な産地は、世界生産量の大部分を占めるコートジボワール（1位）とガーナ（2位）を筆頭に、インドネシア（3位）、エクアドル、ナイジェリア、ブラジルなどアフリカ、南米、東南アジアに集中しています。特にアフリカ大陸が世界生産量の約7割を占め、コートジボワールとガーナで世界の約44%を生産しています。

重金属汚染を避けるのであれば、アフリカ産や東南アジア産を選びましょう。

安全な産地

・　ガーナ
・　コートジボワール
・　ナイジェリア
・　カメルーン
・　マダガスカル
・　インドネシア

アフリカ産 ・ 非アルカリ処理 ・ オーガニック

下記のココアパウダー : ショコラ・マダガスカルは商品名に オーガニック や 非アルカリ処理 と記載がない為、検索に引っかかりません。

ココアパウダー : ショコラ・マダガスカル(ロベール社)

ロベール社は1940年にフランス人が創業したマダガスカルの老舗です。70年代には、マダガスカル人が経営するようになり、基本的にはマダガスカル人のみによって運営されています。
味や品質の判断もマダガスカルの人が行っています。カカオ豆の生産管理からチョコレートの製造まで一貫して行っています。マダガスカル現地のチョコレートメーカーなので、現地のカカオ事情もよくわかっており、最良質カカオを確保できる強みがあります。

アルカリ化処理されていない貴重なココアパウダーです。カカオ脂肪分は20‐22%です。
ショコラマダガスカルの ココア パウダーは、 農薬 を使わず育てた質のよいマダガスカル産カカオを使用、特有のフルーティーな香りがします。

また、市販されているカカオパウダーとは異なり、風味を調整する必要が無い高品質なカカオを使用している為、化学処理を一切行っていません。
そのため、一般的に販売されているココアより多少ダマになりやすい特徴がありますが、カカオ本来がもつ 抗酸化物質 が多く残っていると言われています。

ショコラマダガスのココアパウダーでつくる ココア は、エグみや渋みが無く、まろやかで香り高い絶品ココアです。

原料カカオ豆は、最近では「スーパーフード」として注目が高く、抗酸化作用が見込める カカオポリフェノール や、新陳代謝を促すマグネシウムなど、体にうれしい栄養素を多く含むので、積極的に使いたい食材です。

よくある質問

カカオ豆は何を使っていますか？

希少なクリオロ種、マダガスカルの自然によって珍しい種類となったファラステロ種、両者を掛け合わせたトリニタリオ種の３種類をブレンドして使用しています。チョコの種類によって、ブレンドの仕方をかえています。

乳化剤は何を使っていますか？

ひまわりレシチンを使用しており、非遺伝子組み換えのひまわりの種から作られているものになります。

オーガニック ですか？

カカオの栽培に 農薬 や 化学肥料 は一切使用しておらず、カカオ生豆の燻蒸処理も行っていないものの、海外のもの含めてオーガニック認証は取得していない製品となります。
なお、原材料の砂糖や全粉乳もオーガニック認証を取得しているというわけではありません。

マダガスカルカカオの特徴は？

基本的に柑橘系やトロピカルフルーツのフルーティーな酸味が特徴です。十分に発酵されていることもあり、チョコは赤みがかった色をしており、カカオそのものにも甘みがあります。

どのような場所でカカオはとれていますか？

マダガスカル北西部の熱帯林で栽培されています。豊かな自然環境が良質なカカオ豆の栽培にも不可欠なので、森を守りながら栽培しなければなりません。もともとカカオ豆は、標高３０ｍ～３００ｍ位の土地でとれますが、この熱帯林も海の近くの比較的海抜の低い場所で採れています。

個包装が安い アフリカンスクエアー

アフリカンスクエアーでは下記のようなセットがあります。
カビが心配な方は個包装がオススメです。

■ 30個セット 2100g
販売価格 15,552 円 (税込)　※ 518 円/個
在庫 要確認
■ 10個セット 700g
販売価格 5,832 円 (税込)　※ 583 円/個
在庫 要確認　
■ バラ売り
販売価格 648 円 (税込) 70g
在庫 要確認

送料無料 : １配送につき、お買い上げ金額の合計が、10,000円(税抜き、送料含まない価格)以上のご注文の場合は送料(夏季クール便代も含む)無料

追記

日本で安全なモノを探す時、何重にも罠がしかけられているように感じてしまいます。

・最初は オーガニック だったらいいのかと思い、調べていくと オーガニック は 無農薬 でもなかったことや 化学肥料使用 の問題もありました。

・ 食品添加物 については 無添加 ならいいのかと思った時期もありましたが、 無添加 は穴だらけで全く信用できませんでした。

・トクホも信用に足りませんでした。

・ ヒ素 ・ ダイオキシン ・ 鉛 ・ カドミウム などの 重金属汚染 は土壌からくるもので オーガニック だけでは安全とは言えませんでした。これからは中南米産の食材は買わないことにします。

・ 遺伝子組み換え 問題や容器による BPA （ ビスフェノールA ）問題も発覚しました。

・上記をクリアしても調理器具や調理法( フッ素コーティング ・ アルミ ・ 電子レンジ 等の調理家電)を見落とせば片手落ちとしか言いようがありません。

・海産物にも マイクロプラスチック 問題や魚も大きなサイズには 水銀汚染 がありました。

本当に何を信じたらよいのかわかりませんが、調べを進めていく内にヨーロッパ産やヨーロッパ向けの食品は、おそらく最も安全であることが分かってきました。

世界のエリート支配層である超富裕層や王侯貴族が住むエリアだからでしょうか・・・。

とにもかくにも日本は危険だらけという認識を持つか持たないかで大きく人生の舵取りが変わってくると痛感した次第です。

みなさんはどう感じましたか?