【 NOVA分類 】食品の 加工度合い が 寿命 を決めていた!

NOVA分類 で決まる 寿命

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食品市場の8割以上を占める超加工食品が私達の寿命を縮めていた話
を知っている方は多くはありません。

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今回は、超加工食品を知る上で欠かせない NOVA分類 について
見ていきましょう。
長生きしたい方には、もちろん必読
そーでない方にも病気で苦しまない為に必読の記事となっております。


超加工食品 健康と老化

国連食糧農業機関は、「超加工食品、食事の質と人間の健康」に関する報告書の中で、工業的加工のレベルに基づいて食品と飲料を分類することが望ましいことを認識しました。

超加工食品 と 老化

いくつかの分析研究では、 NOVA システム(ノバ分類法)を使用して、観察された集団の食事における超加工食品の発生率を評価し、特定の病気の発生との相関関係を特定しました。
最も関連性の高いものは次のとおりです。

・ 食事中の糖分含有量が多いと血糖値肥満に影響

・ 超加工食品を1日4回以上食べた場合、死亡リスクが62%増加

心血管疾患脳血管疾患冠状動脈疾患のリスクは、超加工食品の摂取量し関連。

・ 主に超加工食品からのエネルギー摂取に関連する慢性変性疾患のリスク増加。

NOVA システム / ノバ分類法

食品を加工の程度とその目的に応じて類別する方法でブラジルのサンパウロ大学の研究者によって2009年に考案された。

ノバ分類法では,食品を以下の4つのグループに区分する。

❶ 非加工食品または最小加工食品
❷ 加工食品原料
加工食品プロセスフード
超加工食品ウルトラプロセスフード,UPF;Ultra-processed foods)

NOVA システム ノバ分類法 NOVA 分類法

この分類法は,栄養学や公衆衛生学の分野で広く利用されている。
特に、ある特定の食品が健康に対してどういった影響を与えているか、ということを理解する上で有益である。

非加工食品または最小加工食品

NOVA_group_1

非加工食品とは、植物、動物、藻類、菌類、水等のうち食用可能な部分を言う。

グループ1は、最小加工食品も含む。最小加工食品とは、不要な部分の除去、粉砕、乾燥、細分化、すり潰し、低温殺菌、非アルコール発酵、冷凍やその他の保存技術を用い食品そのものの性質を保持する方法を用いて改良が加えられた食品のことを言う。なお、グループ1の食品は、塩、砂糖、脂肪などの調味料や食品添加物を含まない。

グループ1の食品としては果物や野菜(冷凍含む)穀物、豆、肉、卵、牛乳、プレーンヨーグルト、スパイス(加工されていない自然状態のもの)が挙げられる。

加工食品原料

NOVA_group_2

加工食品原料は、グループ1の食品や自然界に由来する食品に、圧搾、精製、粉砕、製粉、乾燥などの加工を施したものをいう。グループ2は、自然界から採掘、抽出したものも含む。これらは主にグループ1の食品を風味づけ、調理する役割を持ち料理を作る上で必要不可欠なものである。基本的には添加物を含まないが、ヨウ素添加食塩などのミネラルやビタミンを含むこともある。

グループ2の食品としては、油(種、ナッツ、果物等を圧搾して製造されたもの/オリーブオイルなど)、塩、砂糖、酢、でんぷん、蜂蜜、シロップ(木から抽出したもの)、バターなど、味付けや調理に用いられる食品が挙げられる。

加工食品(プロセスフード)

NOVA_group_3

グループ3は、広く加工食品という枠組みの中では、相対的にシンプルな食品である。これらは、グループ1の非加工食品に塩や砂糖などのグループ2の食品(調味料等)を添加することで作られる。

プロセスフードは、焼く、茹でる、缶やボトルに詰める、非アルコール発酵をする、といった過程により製造や保存がなされた食品である。加工の目的は、賞味期限を延ばしたり、非加工食品の性質を保持したり、微生物の繁殖を抑えたり、より食品自体を楽しめるようなものにしたり、といったことにある。

グループ3の食品としては、缶詰の野菜や魚、ナッツ(塩が添加されたもの)、シロップ漬けの果物、干物などが挙げられる。また主としてグループ1の食品をグループ2の調味料を用いて作られた場合には、パン、菓子、ケーキ、スナック、肉製品などもグループ3に含まれる。

超加工食品(ウルトラプロセスフード,UPF;Ultra-processed foods)

NOVA_group_4

ウルトラプロセスフード(UPF)は、主に工業的な用途のために一連の技術や加工を施すことで原料を合成したものである。UPFに占める非加工食品(グループ1)の構成割合は、かなり低いか、または完全に欠損していることもある。UPFは、硬化油、加工デンプン、分離タンパク質(プロテインアイソレート)、異性化糖などの通常の調理ではほとんど利用されないような物質を添加することが多い。

グループ4の食品としては、清涼飲料水、濃縮還元製法のフルーツジュース、マーガリン、再構成肉、代替肉(プラントベースドミード:PBMなど)、シリアル製品の一部などが挙げられる。また、調理用途として利用できない物質や、食品添加物を含む場合には、特定のパン類やスナック類、フレーバーヨーグルト、キャンディ、インスタント食品などもグループ4に該当する。

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まとめ

そもそも論ですが、自然からかけ離れる程
病気になり寿命も短くなるということです。
わかっちゃいるけど美味しいから、つい手が伸びてしまう…。
そんな食の行動も習慣なので
加工食品の頻度を嗜好品程度にすることはできると思います。
なんたって命と引き換えですから。