▶自然食▶自然食品▶食事▶薬▶植物▶自然界▶一物全体食▶食べ物▶ホールフード▶まごわやさしい
漢方や アダプトゲンハーブ の記事を書いていて思うことが
植物 は食べ物であり、同時に 薬 なんだということに、つくづく感じ入ってしまうことが多くなりました。
そもそも食べるという行為は、満腹になり満足する以外に人間関係を深めるコミュニケーションの役割もあったりする命を繋ぐエネルギー源です。
しかし、 食事 というものを突き詰めていくと、 食物 はただのエネルギー源、要はカロリー源ではなく 食べ物 そのものが体に必用な 薬 そのものなのではないかという思いに至ります。
ストレス に勝つ アダプトゲン ▶アダプトゲン▶Adaptogens▶老化▶抗老化▶ストレス▶ストレッサー▶ハーブ▶アンチエイジング アダプトゲン という言葉を知ったのは最近の話ですが、みなさんはどうでしょうか?中でも[…]
食事 と 健康食品
困ったカラダでも植物由来のアダプトゲンは注目株ですが、強力なアダプトゲン以外にも、野菜や果物などの植物性の 食べ物 には、それぞれ体に有効な成分が含まれています。
ついつい先走って有効成分を抽出したり凝縮したりしている健康食品が手っ取り早い気がしますが、毎回の 食事 をジャンクフードや外食で済ませ健康食品に頼るスタイルは、本来の自然界のルールからは外れた摂取方法と感じます。
まーそーは言っても忙しいから、ついついね・・・もわかります。
自然界 に存在しないもので病気になる
自然界 にないということは人工的に作り変えたり、何かを合成したりしてある加工済の 食べ物 ということです。
下記の図でわかる通り、私達が食べているほとんどの 食品 が加工食品です。
※NOVA分類のグループ1の食品以外は全て加工食品ですから、いかに周囲に加工食品が多いかわかります。
NOVA分類 で決まる 寿命 ▶超加工食品 ▶NOVA分類 ▶寿命▶抗老化▶加工食品 食品市場の8割以上を占める超加工食品が私達の寿命を縮めていた話を知っている方は多くはありません。 [sitecard subti[…]
このように加工度合が高い超加工食品などで私達は病気になることがわかっています。
要は人も動物も本来の食べるべき 自然界 にある食品を食べなくなったので病気になったり炎症がおきて大変なことになっているわけです。
現代病のほとんどは遺伝ではなく 食事 が原因と言われる所以です。
超加工食品 危険性 と 健康被害 ▶超加工食品▶加工食品▶食品添加物▶添加物▶自然食品▶健康被害▶癌▶肥満▶認知症▶死亡リスク さっそくですが、以前22,000 人以上を対象とした研究で 超加工食品 は 老化 […]
自然界 に存在するものを 丸ごと食べる
加工された 食品 でなく 自然 のものを食べるということが生きる基本です。
ホールフード / 一物全体食
ヘルスコンシャスな方々は体にいいから、美容にいいからということでスーパーフードやアダプトゲンなどを摂取しています。
私も、そんな感じからスタートしたものの、最近では植物性の食事の基本に ホールフード という考えが必要だと思い始めました。
料理をしていれば自然に、まるごと食べる習慣は身につきやすいですが、うっかりしていると大切な部分を捨ててしまうこともあります。
ただし、オーガニックや無農薬でなければ ホールフード という考えは成り立ちません。
ホールフード / 一物全体食
野菜などでも実だけを食べるのではなく、葉や根や皮なども含めて丸のまま食べること。
食物は全体でひとつの命として形成しており、それを感謝して丸ごと余すところなく戴くことで全ての栄養を摂り、健康を得るという考え方。 野菜は皮を剥かず、葉や根も使い、魚は切り身よりも丸ごとの小魚を食べる。 米は白米よりも、精白しない玄米。
健康食品も ホールフード / 一物全体食 製品が良い
例えば高麗人参などのスーパーアダプトゲンの健康食品にしても高麗人参の根だけでなく実も一緒になっているような一物全体食の健康食品が単体のものより優れていると言えます。
ただ中々そのようなレアな健康食品は非常に希少性が高く普通は見つけることはできません。
高麗人参の実 / ジンセンベリー を探していて偶然みつけた漢方の卸問屋 ゑびや ( えびや ) さんを紹介します。
ゑびや さんでは 一物全体食 という考えを大切にしていて高麗人参も実と根の混合粉末を販売しています。
せっかくですので高麗人参の商品説明をご覧ください。
高麗人参とは
高麗人参(コウライニンジン)はその七効説で知られるよう、古くから漢方の代表格として使用されてきました。
中国や韓国を中心に栽培され、別名を朝鮮人参、おたね人参(オタネニンジン)、生薬名では「人参(ニンジン)」として、補中益気湯など多くの漢方薬の原材料として用いられています。
また高麗人参は、その乾燥法により生干し、白参、紅参に大別されますが、なかでも蒸し乾燥を施した紅参は有用成分サポニンが豊富でバランスよく、血圧が高めの方にも副作用なく摂取いただける特徴がございます。
これは紅参が安定系のサポニンを多く含むことに由来し、高麗人参を選ぶ際は、6年根の紅参を選択することから始めます。
高麗人参(紅参)は「韓国産」とお客様からお話しいただくこともございますが、私どもでは高麗人参を産地だけで選ぶことは致しません。もっと細かなところに品質が宿ると思うからです。
高麗人参といえども、同じではありません。
古来より霊薬と珍重される高麗人参。
その名に恥じない「本来の生命力」を大切にしたいと思います。
第一条件として、平地栽培のものではなく
野生の高麗人参が育つ、自然の森に極めて近い環境と生育条件で栽培される高麗人参を探しました。
さらに、ひげ根を太らせる栽培3年目の植替えや陰干し紅参
有用成分サポニンが豊富な実(蕾)まで使用できる、安全性も大切に考えました。
高麗人参のことを熟知した生産者のこだわりも選定の決め手です。
高麗人参、紅参6年根といえども、すべてが同じではありません。
自生地の原生林で伝統農法により育まれた高麗人参
紅参6年根はもちろん「何を基準に」その選定力が漢方原料の卸問屋です。
漢方理念に基づく一物全体食、人も自然の一部という「ものづくり」
漢方卸ゑびやによる高麗人参の選定をぜひご一読ください。
※ゑびやHPより
私もお茶代わりに大切にいただいています。
こちらの漢方商品については追って紹介したいと思います。
高麗人参 の実 ジンセンベリー ▶ジンセンベリー▶高麗人参の実▶高麗人参▶인삼의 열매▶サポニン▶ジンセノサイド▶シリンガレゾール▶アダプトゲン 世界中で ハーブの王・百草の王 と言われる 高麗人参 ですが有名なのは根[…]
日本食の基本 まごわやさしい
どのような食事をしたら良いのかという話題に決まって出てくるのが、この まごわやさしい です。
基本の7種類の食べ物のカテゴリのことですが、よく見ると肉がありません。
医学博士の吉村裕之氏が提唱した言葉でバランスのよい食事の覚え方として7つの食材の頭文字をつなげた言葉。
【まごわやさしいの食材】
ま:豆類(大豆や豆腐、納豆など)
ご:ごま(オレイン酸やリノール酸など)
わ:わかめ、のり、ひじき、もずくなど(水溶性の食物繊維)
や:野菜(食物繊維)
さ:魚(サバやいわしなどの青魚にはDHAやEPA)
し:しいたけ、えのきだけ、しめじなど(食物繊維)
い:さつまいも、じゃがいも、里芋など(食物繊維)
※肉がないのは?
日本では昔は肉を食べる習慣がなかったからという説と
肉食は食べ過ぎると体に良くないからという説がある。
魚はOKなのに肉はNO?
まごわやさしい に肉がないのは昔の日本人の食事が肉食主体ではなかったからです。
冬場に植物などの食べ物が少なくなると狩りをして野生のキジ、猪、鹿などを食べていた程度ですし、これらの自然動物は狩人や高貴な一族以外の一般庶民の口には入ることもありませんでした。
ヒトは本来 草食性
人は元々植物性の食べ物が主食の生き物です。
それは歯の形状や腸の長さからも証明されています。
腸の長さも人間は肉食動物の約4倍あります。それは草や実を食べる生き物ならではの長さです。
健康長寿食として証明されたブルーゾーンダイエット食でも肉食は月に1回程度といった感じで頻繁に肉を食べることは推奨されていません。
ブルーゾーンダイエット Blue Zone Diet ▶ブルーゾーンダイエット▶ブルーゾーン▶Blue Zone Diet▶健康長寿▶食事法▶アンチエイジング▶ヴィーガン▶100歳 長寿の探求は、常に人間の好奇心の礎とな[…]
そんなわけで人間本来の食性に合わない過多の肉食は
多くの病気の原因になっています。
本当の 糖尿病 の 原因 Causes of diabetes ▶糖尿病の原因▶糖尿病▶2型糖尿病▶加工肉▶赤味肉▶ヴィーガン▶VEGAN▶ビーガン▶医療 数年前ある動画と映画を観て、こんな事を感じました。 […]
食べ物 は 薬 そのものである
単にエネルギー源になるというよりは、体の本来の機能を損なわない = 病気にならない為に食べている・・・
そんな気がしてなりません。
ですから野菜不足が体に悪いというのは理にかないます。
昔は冬場は、青物野菜が食べれず保存食が主体でした。ですから冬場に溜まった体内の毒素を抜く春先の春季解毒療法というものが必要になり民間療法や治療の一環としても行われてきました。
その解毒療法にもタンポポやドクダミ・ヨモギといったハーブが使われます。
デトックスハーブ ダンディライオン タンポポ ▶デトックス▶解毒▶ダンディライオン▶タンポポ▶たんぽぽ▶デトックスハーブ▶ダンデライオンティー▶イヌリン▶たんぽぽコーヒー 困ったカラダでは私達に備わっている デトックス / 解[…]
追記
詰まる所
バランスよく食べなさい
とか
まごわやさしい に習って食べなさい
などと言われるように
できるかぎり種類やジャンルの違う食品を食べる理由は
偏った 食品 では偏った栄養しか摂取できず体内の均衡が保てないからです。
食べ物 で病気になりもしますが
食べ物 が病気を治してもくれます。
言い換えれば人は
自然界 にない不自然な食べ物で病気になり
自然界 にある自然食で健康になる
ということです。
私達ヒトも自然の一部ですから
自然界 の 食品 を中心に 丸ごと食べる ように心がける必要がありそうです。