▶牛乳離れ▶牛乳▶環境問題▶健康問題
ネット情報の普及により多くの人が
事の真実
を知るようになりました。
その結果、日本でも 牛乳 を買い控える若い世代が急増し、牛乳離れ は確実に広まっています。
長年、NO MILKを訴えてきた武井泄月袴としては、よーやくと言うか、やっとと言うべきか喜ばしいことだと感じています。
私的には 牛乳 のメリットは、美味しいという1点しか見当たりません。
この 牛乳離れ という現象は、実は海外からもたされた情報が根拠となってSNS・書籍を通し拡散したものです。
乳業サイドとしては、何としても食い止めなければなりません。
ですからインフルエンサーなどに資金提供し、牛乳 の価値を高めるような発言をさせたり、政府に働きかけ国策まがいのCMを流したりしています。
しかし、牛乳離れ現象は留まることを知らず大きな流れとして世界中に広がっています。
その大きな理由としては、環境問題と健康問題があります。
そこで今回は、牛乳神話が崩れ始めている日本の状況と海外の動向を中心に、牛乳礼賛は最早過去の異物であることを、再認識していただく試みです。
まだ 牛乳 を飲んでいる方は、この記事が自分にとっての牛乳の存在を考えてみる機会になればと思います。
牛乳離れ の本音と建前 ⇒ 本音が言えない乳業サイド
画像を検索すると、こんなのが出てきます。
まー確かに、コレもあるかと思いますが、実際の理由は下記の内容を知った人が増えたからなのかなーと思います。
【実際の理由の一例】
❶ 骨折
❷ 前立腺がん
❸ 乳糖不耐症
❹ ニキビ
❺ コレステロール
❻ 卵巣がん
❼ 牛乳アレルギー
❽ 抗生物質
❾ 飽和脂肪
❿ 体重増加
⓫ ナトリウム
⓬ 常識
牛乳離れ が引き金になっているのかどうかまでは分かりませんでしたが、牛乳 にとって代わり ビフィズス菌ビジネス が台頭してきました。
ビフィズス菌ビジネス は、その高い利益率で食品からサプリ市場まで急速に伸びてきました。
日本の乳業は濡れ手に粟
乳業が ビフィズス菌 関連の乳製品やサプリを、私達に売りつける理由は何なのでしょうか?
売る側になって考えてみればわかるんですが、それは石油商品と同じで安く量産できるからです。
菌は、ほんのミクロのわずかな株で、あっちゅー間に増殖します。
おまけに戦勝国の後押しもあるので、日本の乳業は金の卵市場・濡れ手に粟状態です。
しかし、その美味しいビジネスにも陰りが見えています。
人の 腸 に ビフィズス菌 は 要らない ▶ビフィズス菌 ▶ヨーグルト▶乳製品▶フラクトオリゴ糖▶腸内フローラ ▶腸活 【賢く生きるカテゴリ】困ったカラダで最も伝えたい内容が、この賢く生きるカテゴリです。なかなか大雑把なタイトルなので[…]
地球規模で拡散している 牛乳離れ
アゴラの記事が端的に解りやすかったので紹介したいと思います。
急速に進む 牛乳離れ …なぜ 牛乳 を飲まなくなった?
牛乳離れ が急速に進んでいる。といっても昨今の値上げに伴う日本だけの話ではない。アメリカではかなり以前からその予兆が出ており、2023年時点で急ピッチで進んでいる。
牛乳離れ の理由は日米で異なるが、いずれにせよその速度は驚くほど速い。
なぜ人々は 牛乳 を飲まなくなったのか?
アメリカ人が 牛乳 を飲まなくなったワケ
なぜアメリカ人は 牛乳 を飲まなくなったのだろうか?
まずはその理由を取り上げる。
アメリカ人の 牛乳離れ は今に始まったことではなく、実は何十年も前から起こっていたことだ。
米国農務省によると、アメリカ人の年間牛乳消費量は、1945年に一人当たり45ガロンでピークだった。
その後、2001年には約23ガロンに減少、2021年は16ガロンまで落ち込んでいる。
特に直近における牛乳離れの理由は大きく2つだ。
環境問題と健康問題である。
環境問題
前者についてはソーシャルメディアに慣れたZ世代が主役だ。
彼ら/彼女らは気候変動についての関心が強く、ソーシャルメディア上で酪農産業に対する懐疑的な意見が増えていることの影響で、牛乳 への抵抗感が強いという。
消費者市場調査会社Circanaによると、2022年、Z世代は全米平均と比べて 牛乳 の購入比率は20%も少ない。
健康問題
健康問題についていえば、乳製品 が喘息に悪影響だという声をはじめ
「健康的なイメージは間違っているのでは?」
と考える世代が買い控えている。
人気の植物由来のミルク
その一方で、人気を博しているのが植物由来のミルクだ。
特にアーモンドミルクは植物由来ミルクの3分の2を占め、ソイミルク、ココナッツミルクが続く。
驚くべきことに価格は通常の牛乳より150-200%ほど割高でも消費者は植物由来ミルクを手に取る。
日本人の 牛乳離れ
農林水産省の畜産統計によると、日本の酪農家の戸数は1963年に41万8000だったが、2022年には1万3300ほどとなっている。
コロナショックで学校の度重なる休校に加え、ロシアウクライナ由来のインフレで、餌代が大きく高騰したことで直近でも非常に厳しい状況に置かれた酪農は少なくない。
日本人の牛乳消費の減少の原因について、農畜産業振興機構は「人口減少、少子高齢化に加え、飲料市場の多様化で競争が激化した」と分析している。
牛乳を飲むメリットがなくなっている
こうした結果を俯瞰すると「牛乳を飲むメリットがなくなっているのでは?」という事情が見えてくる。個人的に 牛乳 は昔から大好きで今でもよく飲む。世の中から 牛乳 がなくなってしまうのはとても困るので、できれば日本のおいしい 牛乳 の存続を心から希望している。だが、そんな牛乳愛好家の筆者でも飲む理由は「おいしい」という点を除けば、ほとんど答えることが難しい。
健康面については、喘息を持たない健常者にも複数の問題が指摘されている。
環境問題についていえば、牛のメタンガス排出による温室効果ガス問題が取り上げられる。
こうなってくると牛乳は「健康のために積極的に飲みましょう」というより
「ジュースなどの嗜好品と同じ位置づけ」という見方ができるのではないだろうか。
しかも相対的に割高だ。残された道はバターなどの加工品としての用途になるだろう。これも結局「味」というのが唯一のメリットかもしれない。アゴラ
実際、59年間で戸数が40万も減っていることを鑑みると
日本の 牛乳離れ は超高速で進んでいると感じます。
そんな結果を踏まえてなのか、政府インターネットテレビと農林水産省の公式チャンネルでは、下記のような動画が流されています。
しかしながら内容は、正しい情報とは言えず国家ぐるみで国民を騙している感が拭えません。
毎日、牛乳飲もう
この動画で正しいのは、学校が休みになって 牛乳 を飲む子が減るという箇所だけです。
そんなことより、牛乳 なんか止めて、もっとましなものを子供に食べさせて欲しいです。
それでは、具体的に健康問題と環境問題について見ていきましょう。
家畜による環境汚染問題
糞尿問題
家畜による世界的な環境問題について触れたいと思います。
世界の農地は実に83%が家畜用として使われています。
となると家畜の糞尿の処理はどうなっているのでしょうか?
これは大変重要なことですが、問題視されてはいるものの解決されてはいません。
メタンガスによる環境汚染は9割以上が家畜由来ですが、家畜が悪いのではなく、儲け主義の人間に原因があります。家畜は被害者です。
枯渇する水源
世界の水源が家畜の飼料になる穀物の栽培の為に使い果たされ続けています。
地球が砂漠化しているのは自然界の問題ではなく人災です。
人間は限りなく貪欲で家畜を生き物扱いしていません。
ハンバーガー1個に使われている水の量は?
ハンバーガーの材料が生産される過程で使われた水を全て足すと2,400Lになります。
一般家庭の浴槽は200~300Lですから2,400Lはお風呂の約10杯分に相当します。
またアメリカ地質調査所は、牛のエサの為の水からサービスを提供するまでの過程では
更に多くの水が使用されていると計算しています。
それは2,400Lを遥かに上回る16,000~72,000Lという想像を絶する量です。
参考 Deseret News Publishing
ステーキに至ってはハンバーガーの3倍ですから
地球環境にいいかどうかは言及するまでもないでしょう。
健康問題
牛乳 が原因となる病気
クローン病
喘息
早期性成熟
初期の胸の成長
糖尿病
乳がん
結腸がん
白血病
ADDまたはADHD
前立腺がん
骨粗鬆症
関節炎
副鼻腔
免疫疾患
肺癌
小児貧血
下痢と便秘
アメリカの援助プログラムとして粉ミルクが与えられていたフィリピンの貧しい子どもたちの事例では、粉ミルクを飲んでいた子どもたちが成長した後に、肝臓ガンの発症率が高かったという調査結果もあります。
乳製品に含まれる脂肪分が、動脈硬化や心臓疾患の原因の一つであることも報告されています。
最近では、糖尿病や白内障の誘引の恐れもあることも報告されています。
1970年にリヒターとデュークはヨーグルトを与えたラットの発育を調べ、その全てに白内障が現れ、しかも、若いラットほど早く白内障になったと報告しています。原因は乳糖が分解してできたガラクトースが水晶体に蓄積することによるのではないかと言われています。
日本でも宮崎大学教育学部教授の島田彰夫氏が、牛乳 を良く飲む子と飲まない子の視力調査を行ったところ、牛乳をよく飲む子の方が視力が悪いという結果が出ました。
白内障や視力低下に牛乳が関連することがうかがえます。
牛乳 礼賛は過去の遺物
牛乳 のダイオキシン汚染は米の30倍、芋・豆類の6倍にもなるとの調査結果があります。食物連鎖による生体濃縮の原理があります。例えば、牧草のダイオキシン濃度が1だとすると、牛の体内でそれは約10倍に濃縮され、その乳では約100倍に濃縮されると言われています。
魚でも同じです。大きな魚になればなるほど、水銀含有量が増します。マグロより、ジャコの方が身体には良いのです。
この生体濃縮を最小限に抑えるためには、なるべく食物連鎖の初期段階のもの(野菜や小さい魚)を多く食べることを心がけることが大切です。
下記の記事では
牛乳 を 植物性の ミルク に替えるべき12の理由
について紹介していますので併せてご覧ください。