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季節の変わり目である春と秋に使用頻度が高くなる衣類の 防虫剤 ですが、こんな日用品の中にも 発がん性 の危険が潜んでいます。
発がん性 が懸念される代表的な 防虫剤 は下記の3つです。
・ナフタリン
・パラジクロルベンゼン
・ピレスロイド系物質
発がん性 が指摘される 防虫剤 ・ 殺虫剤の成分
ナフタリン
不純物として 発がん性物質 のベンツピレンを含む場合があり幼児の誤飲には特に危険。
吸い込むと、頭痛、吐き気、赤血球の破壊などが起こる可能性がある。
用途
主に衣類用 防虫剤 として使用されています。
危険性
燃焼時に有毒ガスを発生させる危険性があります。
動物実験で 発がん性 が示唆されており、人への健康影響も懸念されています。
一般的に「ベンゾ[a]ピレン」の略称です。ベンゼン環を5つ持つ多環芳香族炭化水素であり、強い発がん性を持つ物質として知られています。主に有機物の不完全燃焼や加熱によって生成され、コールタール、タバコの煙、自動車の排気ガスなどに含まれます。
ベンゾピレンが多く含まれる食品は?
食品を焼くなどの調理過程や乾燥、加熱など製造過程でできてしまう物質で、肉や魚介類のくん製、直火焼きで調理した肉(焼肉、焼き鳥、焼き魚など)、植物油や穀物製品などに多く含まれています。
ナフタリン が主成分の 防虫剤
ネオパース ( ナフタリン 製剤 )
パラジクロルベンゼン
主に衣類用防虫剤の主成分として使用されていますが、米国環境保護庁が 発がん性 を指摘しています。
高濃度で使用すると、めまいや頭痛、肝臓障害などの健康被害を引き起こす可能性があるとされており一部の金属製品やスチロール製品を変質させる可能性があります。
用途
衣類の防虫剤 やトイレの芳香剤などに使われている成分です。
危険性
国際機関や専門機関によって 発がん性 が指摘されています。
高濃度で吸引すると、めまい、頭痛、肝臓障害などの健康被害を引き起こす可能性があります。
動物実験では 発がん性 が確認されており、ヒトへの影響についても懸念されています。
パラジクロルベンゼン が主成分の 防虫剤
パラゾール
ネオパラエース
ピレスロイド 系殺虫剤
殺虫剤の有効成分として幅広く使用されています。
昆虫に対しては神経毒として作用しますが、人体への影響として 発がん性 、催奇形性などの可能性が報告されています。
用途
蚊取り線香、電気蚊取り器、殺虫スプレー、ダニよけシート、 衣類の防虫剤 など、多くの家庭用殺虫剤や 防虫剤 に含まれています。
危険性
殺虫剤として使用される ピレスロイド 系物質の中には、 発がん性 、神経毒性、催奇形性、免疫力低下などが報告されているものもあり動物実験で 発がん性 が確認されたものの、人体への影響は使用方法や暴露量によって異なるとされます。
防虫・抗菌加工された掃除機の紙パックなどにも含まれており、使用時に室内に拡散される可能性も指摘されています。
ピレスロイド 系が主成分の防虫剤
ムシューダ ※ エンペントリン ・ イソチアゾリン
エムペントリン / エンペントリン
エンペントリン( エムペントリン )は、 ピレスロイド 系殺虫成分の一種であり、家庭用防虫剤として広く使用されています。人やペットなどの哺乳類に対しては比較的安全性が高いとされていますが、下記のような報告も上がっています。
❶ 急性毒性
エンペントリン 筋細動、震え、過敏症、筋力低下などのいくつかの有毒な兆候を引き起こしました。ラットでは 1000 mg/kg 以上、マウスでは 2000 mg/kg 以上での経口急性毒性試験で、自発活動、歩行失調、四肢麻痺、不規則な呼吸、油性物質の排泄、軟便、尿失禁の症状が認められました。マウスはラットよりエンペントリンに対して高い感受性を示した。
❷ 生殖発生毒性
エンペントリン をラットの胎児器官形成期に 50、150、および 500 mg/kg の用量レベルで経口投与し、ウサギでは 100、300、および 1000 mg/kg の用量レベルで経口投与した。母体毒性はラットでは 500 mg/kg、ウサギでは 300 mg/kg 以上で認められました。
❸ 亜慢性毒性
エンペントリン を雄および雌の SD ラットに 0 (コーン油)、10、100、および 300 mg/kg の用量レベルで 26 週間経口投与しました。臨床徴候、体重、食物および水の摂取量が監視され、血液学的検査、血液生化学的検査、眼科学的検査および組織病理学的検査が実施された。その結果、エンペントリンを100 mg/kg以上投与したラットでは、主に肝臓と腎臓に エンペントリン の投与に関連した変化が観察されました。
イソチアゾリン
イソチアゾリン は、防腐・防かび剤として様々な製品に使われますがアレルギー性接触皮膚炎、皮膚や眼への重篤な刺激・損傷、水生生物への強い毒性などのリスクを持つ、毒性の強い化合物です。特に、メチルイソチアゾリノンやクロロメチルイソチアゾリノンなどの混合物が、化粧品や工業製品の防腐剤として使用される際に問題となることがあります。
1992年にスペイン、1996年にドイツで、この物質に高濃度暴露されてアレルギー性接触皮膚炎を発症した労働者の事例が報告されています。
また、 イソチアゾリン 系化合物が原因であるアレルギー性接触皮膚炎の事例については多くの報告があり、日本でも、イソチアゾリン系抗菌剤の一つである5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オンが配合されたリンスオフ化粧品でアレルギー性接触皮膚炎が発症したという報告があります。
大阪健康安全基盤研究所
ムシューダ ※ プロフルトリン ・ スルファミド系防カビ剤
プロフルトリン
プロフルトリン は、衣類に使う防虫剤の有効成分である ピレスロイド 系殺虫剤の一種です。常温で揮発し、衣類に付くせんいの虫を駆除する効果があり、ニオイのつかない 防虫剤 にも配合されています。また、浄化槽に発生するチョウバエなどの不快害虫にも使われ、有用微生物に影響を与えにくいという特長がありますが海外では未承認です。
プロフルトリンは
日本では「安全」
海外では毒性は厳重警戒の神経毒として未承認
スルファミド系防カビ剤
スルファミド系防カビ剤は、食品素材を成分とするものが多く安全性が高いとされていますが、人体への使用は推奨されていません。製品によっては、雑貨として分類されているため、手指などへの直接的な使用は避けるべきです。
ピレパラアース ※ エンペントリン ・ プロフルトリン ・ イソプロピルメチルフェノール
タンスにゴンゴン ※ エンペントリン ・ イソチアゾリン系防カビ剤
ミセスロイド ※ プロフルトリン ・ エンペントリン
ピレウォッシュプ ※ プロフルトリン ・ フェノール系防カビ剤
追記
食品添加物や農薬の様に短期間で健康被害が出ないかもしれませんが、体力が弱い子供や妊婦、お年寄りにとっては注意が必要です。
直接肌に触れる下着に 防虫剤 を使用することはないとは思いますが、 衣類の防虫剤 は半年から数年間使用しますし又、揮発性もありクローゼットやタンスから室内に成分が漏れ出てくるのが心配です。
防虫剤 は、そもそも忌避成分で殺虫性がありますから、呼吸器疾患やアレルギーの原因にもなり得ることを知った上で安全な天然・自然の 防虫剤 の購入を検討してください。
貴方の家の 防虫剤 大丈夫?
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